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環境問題に無関心な人は多い。でも、伝えることで未来は変わるかもしれない: Will and Weel 代表理事 五明玲子

浜松のコワーキングスペース&シェアオフィス「Dexi」の利用者様にインタビューをして、事業にかける想いと素顔に迫る本企画。今回は、Will and Weel 代表理事の五明さんにお話を伺いました。

プロフィール
一般社団法人Will and Weel(ウィルアンドウィール)
代表理事 五明玲子

東京都出身。海外協力プログラムで訪れたフィジーで環境問題に興味を持つ。それからライフワークとして20年以上、環境についてのワークショップや講演を全国で行なっている。NGO職員、行政職員を経て、2015年に体験型の研修を行う一般社団法人Will and Weelを創業。

講演を通して環境意識を高める

-まず、具体的な仕事内容について教えていただけますか?
Will and Weelは、環境教育を柱として、講演や企業のコンサルティングもおこなっています。活動場所は、静岡、東京、沖縄が中心。講演では、自治体や学校から依頼を受けて、小学生、中学生、高校生向けに環境に関するお話をしています。

環境問題というと難しく感じてしまうかもしれませんが、子ども受け入れやすいように、「日々飲んでいる水がどのように循環しているのか」など身近なテーマを選ぶようにしています。

-確かに、「南極や北極の氷が溶けて大変」と言われても、自分には関係ないと無意識に思ってしまっています。
そうなんです。環境問題って、検診率と似ているなって最近感じていて。検診率って全然あがってないんですよね。自分の体のことなのに、どこか他人事のように思っている人が多いと思うんです。最悪、病気になっているかもしれないのに。これは、環境問題にも共通しているところがあって、いずれ日本に住めなくなるかもしれないのに、どこか他人事のなんですよね。

-自分に思い当たる節があります。講演で話をする時に気をつけていることはありますか?
できるだけ事実をベースに話をするということですね。私は、環境カウンセラーという環境省認定の資格を保有しています。そのため、常に環境省の情報をチェックし、環境省のアナウンスに従って伝えるようにしています。

また、実際に現地に足を運び自分の目で見ることも大切です。例えば、沖縄のサンゴは90%が壊滅している状況です。しかし講演の時に言葉だけで伝えるよりも、写真があったり、経験談があったりすると聞き手もより関心を持ってくれます。

企業は環境面の取り組みを強化することで他と差別化できる

-他にどのような活動をされていますか?
CSRの一環で、企業のコンサルティングも行っています。例えば、スーパーの環境面でのサポート。私がサポートしているスーパーは環境負荷のことを考え、できるだけレジ袋を渡さないようにしています。最初はサービスが悪いとお客様から言われることがありましたが、徐々に浸透してきて今では何も言われなくなりました。

-環境面の取り組みで、ビジネスの差別化を図るということですね?
そうですね。例えば、同じ規模で同じものを売っているスーパーが近隣に数店舗あったとします。10年後に残っているのは、どういったスーパーだと思いますか?私は、社会貢献しているスーパーだと思います。たとえば、コンサルティングさせていただいているスーパーの店長さんは「環境に負荷をかけることが、結果的に地域の人の生活にいい影響をもたらすわけがない」と言っています。その想いを形にして伝えていくことが大切です。

-確かに、レジ袋を配ることがサービスみたいに思えますが、将来的にはそれが自分たちの生活にマイナスになる可能性を感じます。
昔は、レジ袋を無料で配ることがサービスみたいな時がありましたが、今はそんな時代ではありません。それに気がつき、環境に対して意識を高く持っている企業さんも増えてきています。

そのような活動をより社会に認知してもらうために、コンサルティングをしたり、講演に呼んで活動をアピールしてもらったり、さまざまな面からサポートをおこなっています。

環境問題は日本人の目に見えないところで進んでいる

-今の仕事に足を踏み入れたきっかけはなんですか?
南太平洋にツバルという島国があります。この国は、もともと9つの島で形成されていましたが、海抜の上昇に伴い2つの島は海に沈んでしまいました。文化ごと海に消えてしまったということです。

1番大きい本島も、海抜1mしかなくいずれ沈んでしまうかもしれません。それまで色々と環境問題のことを聞いてはいましたが、この事実を知り環境問題に関わることを決意しました。

-実際に消えている島があるというのは知りませんでした。今関心を持っているトッピックはありますか?
今注目しているのは、マイクロプラスチックです。海に流れ出たプラスチックが目に見えないほど小さくなり、魚が食べてることで、私たちの口に戻ってきています。

海に漂う“見えないゴミ” ~マイクロプラスチックの脅威~(クローズアップ現代)

-え?それは知りませんでした!
これはとても恐ろしいことです。今後マイクロチップの量は増えていきプラスチックの中に魚が泳いでいる状態になるとも言われています。しかし、実際はあまり知られていません。ですから、そういった事実があることを、まずは講演を通して伝えていけたらと思っています。

取材を終えて

インタビュー後、Yahooニュースにマイクロプラスチックの話が出ていて、驚きました。今回お話を聞いたことで、環境問題の話題が目に入りやすくなっていたのです。すぐに取り組みは始めるのは難しいかもしれませんが、お話を聞くだけでアンテナの立ち方が変わることを実感しました。特にお話の中にもありましたが、企業もCSRの一貫として取り組まなければいけません。講演の依頼や企業としての取り組みなど、Will and Weelにして相談してみてはいかがでしょうか?

ホームページ
https://www.willandweel.com/

facebook
https://www.facebook.com/willandweel/

インタビュアー 島津健吾
浜松を拠点に、Webコンテンツの企画や制作、Web記事執筆、SNSとブログの運営代行をおこなっています。

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